MENU

長時間睡眠を伴う特発性過眠症の発達障害に似た症状や疲労感について

長時間睡眠を伴う特発性過眠症は眠気だけではなく、慢性的な疲労感で何もできない、ストレスを感じやすい、集中することが難しい、感覚過敏があって外に出たくない、コミュニケーションが苦手、人が怖い。私のようにADHDやASDの診断を受けている方もいると思います。ですが、症状に対して診断とズレを感じて悩んでいませんか?私も、発達障害の症状があって薬も効くけど…SNSの当事者たちと比べてなんか合わない…と悩んでいました。そこで長時間睡眠を伴う特発性過眠症の脳を研究した論文を見つけました。これは私の発達障害の症状と視覚優位の処理速度凸という特性とも完全に一致しており、これは信頼できる可能性の高い研究と感じました。

そこで、この記事ではこの脳の異常による影響と症状について紹介します。

研究では、脳の変化は慢性的な眠気という強力な負荷に抗って、なんとか意識を保とうと構造を作り替えた結果とされ、この結合が低いほど、患者が主観的に感じる日中の眠気が強い傾向にあることが示されています。

長時間睡眠を伴う特発性過眠症患者において、デフォルトモードネットワークの内側前頭前皮質では機能的結合が低下している一方で、後方領域の楔前部では灰白質体積や皮質の厚さが増大していることが明らかになった。この構造的な増大は、機能低下に対する補償メカニズムである可能性が示唆される。

Pomares FB, et al. Beyond sleepy: structural and functional changes of the default-mode network in idiopathic hypersomnia. Sleep. 2019;42(11):zsz156.

脳が覚醒を維持するためにデフォルトモードネットワークを過剰に発達させているため、何もしなくてもエネルギーを激しく消耗し、慢性的な疲労感を感じていたわけです。実際に脳が疲れていたんですね。

目次

内側前頭前皮質の機能的結合の低下

脳のつながりが弱い部分があるようです。ADHDの症状と多くが一致しています。

私はADHDだけど活発なわけじゃないんだよな…というズレが解消できました。

判断や計画が重労働

実行機能に多大なエネルギーを使います。

集中できない

特に刺激の少ない環境下で、意識を一つの対象に留めておくことが難しくなります。

頭が回らない

頭の中に霧がかかったように思考がスッキリしないブレインフォグの症状が出ます。

マルチタスクが難しい

複雑なタスクや複数の情報を同時に処理する際、脳内のネットワークがスムーズに連携できず、作業効率が低下することがあります。

ストレスを感じやすい

脳が過剰に反応し、些細なことでイライラしたりと感情を抑えるのが難しくなります。

ストレスに対して脳が過剰に反応しやすくなり、精神的な疲労を感じやすいです。

楔前部の灰白質体積・皮質の増加

普通よりこの部分の脳が働いている状態です。

私はASDの症状がありますが、人のことを気にしすぎてしまうという反対のような状態で悩んでいました。

最低限の外出のみで自分の世界に閉じこもっています。

自分の内面に意識が向く

現実よりも、過去の記憶や想像といった自分の内面に意識が向きやすくなります。

夢が非常に鮮明であったり、起きている時でも脳内でのシミュレーションや空想が非常にリアルに感じます。

人が怖い

他者の意図を読み取るネットワークの一部なので、他人の反応を過剰に気にしたり、社会的な状況を深読みしすぎたりします。

左中後頭回の灰白質体積の増加

バスや電車に乗るとすごい疲れる…買い物に行っても疲れてしまいすぐに帰宅してしまいます。また、人と会話したらストレスで発熱する…など悩んでいます。本当は出かけたいです。

外出すると脳が疲れる

視覚情報を処理する領域が強化されています。メリットの反面、多くの視覚情報が入ってくる人混みなどの環境では脳が情報過多になり、疲労を感じます。

人と関わるとすごく疲れる

相手の表情やわずかな動きから意図を読み取る非言語コミュニケーションの回路が敏感になっており、それが社会的な疲れに繋がります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次